昨年に引き続き、今年も武蔵野大学の1年生が、農業体験をするために徳之島に来ています。
総勢60人が6班に分かれ順番にやってきます。
既に新聞記事でも紹介されているのでご存知の方も多いのではないでしょうか?
http://amamishimbun.co.jp/index.php?QBlog-20160713-3
大学のホームページでは、産学連携・キャリア教育の国内フィールドワークという位置付けで、
全国で行なわれている様々な取り組みが紹介されてますね。ちなみに南国・離島での農業体験は徳之島だけだそうです。
総勢60人が6班に分かれ順番にやってきます。
既に新聞記事でも紹介されているのでご存知の方も多いのではないでしょうか?
http://amamishimbun.co.jp/index.php?QBlog-20160713-3
大学のホームページでは、産学連携・キャリア教育の国内フィールドワークという位置付けで、
全国で行なわれている様々な取り組みが紹介されてますね。ちなみに南国・離島での農業体験は徳之島だけだそうです。
徳之島としては、若い都会の学生たちによる、いわゆる「よそ者」視点での魅力の発掘や、課題抽出と解決策の提案などを行っていただくとともに、徳之島をSNSなどを活用してPRしていただこうと考えています。
既に第1班が活動を終了し、第2班が活動を開始しています。Facebookで活動内容を発信していますので、是非ご覧いただければと思います。
https://www.facebook.com/徳之島農業体験武蔵野大学-1669961983219396/
さて、ここからは少し詳しく紹介していきますね。いつものように長文です(^_^;)
南区で実施した南風原海岸の清掃活動や下久志海岸での追い込み漁へ参加した様子なども触れてます。
プロジェクトの概要は、前述の奄美新聞さんの記事がまとまっているので見てくださいね。
やはりプロの記事は、当たり前ですが、わかりやすいので(^_^;)
http://amamishimbun.co.jp/index.php?QBlog-20160713-3
あとは、武蔵野大学もプレス発表しているのでそちらもご覧ください。
https://digitalpr.jp/r/17553
なお、開村式の様子は両サイトに書かれているので割愛しますね。
さて、今回、総勢60名(男子30名・女子30名)が6班(10名/1班)に分かれ、順番に来島してきます。9月上旬まで続きます。
島にやって来るのは、ついこの間まで高校生だった19歳から20歳の大学1年生。若い(^o^)
今年も3つの農家さんにご協力いただいており、学生たちは3つのチームに分かれ、いずれかの農家さんで1週間農業体験をします。
途中、1日だけ徳之島を知るためのフィールド調査として、観光地などを視察します。
最終日は、役場で幹部職員へ1週間の活動を通して知り得た、島の魅力や課題&解決策などをチームごとにプレゼンします。
既に、1班が活動を終了し現実世界に戻ってます。現在は2班の10名が農業体験を実施中です。
ちょうど今テストの時期らしく、帰宅した翌日がテストの学生もたくさんいました。
気持ち切り替えて頑張ってね、みんな。
さて、具体的にどんなことをしてるかわからない方も多いと思いますので、第1班の活動の様子を時系列で詳しくご紹介します。
1班はこの子たちです。(前列中央は引率の先生。言わなければ学生に見える・・かも(^o^))
武蔵野大学は総合大学で、様々な学部・学科があり、それらの中から徳之島プロジェクトに応募してきたお互いに見ず知らずの学生達が、いきなり徳之島に飛んできて共同生活を行います。
しかも、学生達は、必要経費:約10万円を支払って参加します(^_^;)
住まいは、高岡町長のご自宅近くのアパート2部屋を役場が借り上げています。
基本的に自炊。島の食文化に触れるために、たまには外食もあるとは思います。
未成年がほとんどですので、もちろん飲酒は厳禁。更にはリスク回避のために車の運転や海水浴も禁止。
島に来て泳げないのは、本当にかわいそう(^_^;) でも勉強に来ているので仕方ないですね。
学生のみんな、是非、プライベートで泳ぎに来てね。
実際の農作業は、というと・・。
【Aチームの活動】
Aチーム(4名)は、花徳のふとり農園さんでの作業です。
オクラの収穫完了後の茎の引き抜きや、マンゴーハウスでの草むしりなど実施します。
私が覗いた時は、マンゴーハウスでの草むしり作業中でした。
足元にはスイカも。おいしそっ(^o^)
さすがに何もせずに帰る訳にもいかず、私も2時間ほど作業させていただいました。
んー、どんだけ出るんだ!というほど滝のように流れる汗。
農家の皆さん、本当に熱中症には気をつけてくださいね!
頑張ったら、ご褒美がないとね。冷え〜たマンゴーを初めてパクリッ。
「ん〜〜〜、うめぇ〜〜〜♪」とみんなでハモってたね(^o^)
(動画撮っておけば良かった、あの学生たちの反応は文章じゃ伝えられない、涙)
他にもパッションフルーツやスイカ、徳之島の美味しい果物を食べて感動してたね。
学生の皆さん、マンゴーを買ってご自宅などにお土産として郵送してましたよ。
皆んな、関東圏でのPRも宜しくね(^o^)!
このAチームは、農作業を1日お休みして、地域(南区)のイベントに参加しました。
朝6時半出発で、南風原海岸の清掃活動に参加。子供達とも触れ合いました。
子供達の方が、ゴミ袋が膨れてた。頑張らないと大学生(^o^)
6人の子育てをしている育ママの育児に関する生々しい課題を聞くなど、島の実態にも触れました。学生にとって、子育ては、まだ、少し先の話かもしれないけど、皆さんいろんなことを感じとったんじゃないかな。
ぼろぼろ(冷たいおかゆ)とお漬物。これも島の文化。
みなさんで記念撮影。短い時間でしたが、結構なゴミが集まりました。
この他にも、業者さんが道路沿いの生い茂った草むらを重機で根こそぎ綺麗にしてました。
トラック何台分の草が運び出されたんでしょうかね。相当な数でしたよ。
南風原は、とても綺麗な海岸。徳之島では珍しい(?)リーフに囲まれていない海岸ですね。
だから昔は鯨が打ち上げられたこともあるそうですよ。ウミガメも上陸しやすいようで、産卵場所を示す旗も数本立ってました。
もしかしたら、トイレや駐車場などを整備することで一つの観光スポットとなるかもしれませんね。
島には他にもたくさんの綺麗な海岸が点在していますね。そこが、集落の皆さんが愛する憩いの場となり、常に綺麗な状態が保たれるようになれば、自然と観光客も来てくれるようになるし、自然遺産登録の夢にも近づくかもしれませんね。
Aチームは、この後、下久志の海岸での追い込み漁にも参加しました。
追い込み漁って、こんなイメージ。
↑ 見にくいですが、屈強な下久志の男衆が素潜りで網を仕掛けています。
「さ、始めますよー!一列に並んでくださいねー。」
追い込み開始!
子供も大人もみんなでバシャバシャ。
獲ったどー!!ということでブダイの仲間などたくさん獲れましたー。
子供たちは、スイカ割り!!
屈強な男衆は、ひたすら魚をさばく。
大漁は良いのだが、大量にさばくのは辛い(^_^;)
この後、学生は参加できなかったのですが、BBQをして、めちゃくちゃ旨かったそうです。
【Bチームの活動】
Bチームは、タンカンなど生産されている奥山さんの農園での作業です。
このチームだけ、現場までチャリ。心臓破りのベタ踏み坂を登って仕事につきます。
とにかく辛い移動だけど、どうも病みつきになるらしい・・・本当かいな(^_^;)??
しかし、よく最後まで頑張った!!
草むしりが主な作業ですが、休憩の時に農園を流れる小川で、うなぎやザリガニなどを捕まえる経験ができたそうです。貴重な体験かもしれませんね(^o^)
あとは、カナブン汁の話もあったね・・気持ち悪くて、書けないや(^_^;)
帰りは、急勾配の下り坂をチャリで疾走。気持ち良かったそうですよー。
【Cチームの活動】
Cチームは、畜産の永吉ファームさんのところで牛のお世話をしました。
牛舎の掃除や餌やり、子牛の出産にも立ち会えたそうですよ!(^o^)
犬も猫も触れない子が、初日に心折れそうになり、忌引きとか嘘ついて帰ろうと本気で思ったそうですが・・・。はいこの通り、最後までやりきったし、子牛と戯れるまでに成長しました(^o^)
ある男子は、牛がしっぽを振った時に、ふ◯が飛んで顔に付いたり、タオルを落としてふ◯まみれになったりと運が良い子でしたね(^_^;)
いよいよ最後です。感謝の気持ちを花束と色紙で伝えます。
泣きそうですね。こっちも泣きそうです。
本当にお世話になりました!
こんな感じで1班は農作業を終え、最終日の前日に農家さんを宿舎に呼んで手料理を振る舞い、翌日のプレゼン内容を農家さんにも見ていただきました。
メニューは、炊き込み御飯、ハンバーグ、ジャガイモ入りお好み焼きだったかなー。
私も頂きました。想いがこもった料理は美味しいですね(^o^)
プレゼンです。農家の奥山さんも真剣に学生のプレゼンに耳を傾け、適切なアドバイスを頂きました。
奥山さんより「遠く離れた関東の学生さんたちが、徳之島のことについて一生懸命調べ、考えてくれて、本当にありがたい」といったお言葉を頂きましたね。
お世話になった奥山さんに、花束と色紙で感謝の気持ちを伝えました。
なんという良い笑顔をしてるんだい(^o^)
いい顔してます。
「翌日のプレゼン本番頑張って!」という思いと「明日帰っちゃうのね」という寂しい気持ちで一杯でした。
さ、いよいよプレゼン当日、そして帰る日です。
Aチームからプレゼン開始! こっちが緊張してしまった。
みんな短期間によく頑張った。
農作業して疲れ果てた状態でご飯作って、洗濯して、ミーティングして、資料作ってと本当によく頑張った。
徳之島の認知度不足やゴミが多いといった課題とその解決策を、初めて島に来た君たちが一生懸命考え、我々に提案してくれた。すぐに解決できないかもしれないけど、実行可能性が高い提案もあり、今後の活動のヒントにしていければと思います。
第1班の皆さん、本当にお疲れ様!そして、おぼらだれん!
今度はプライベートで遊びに来てください(^o^)
そして、第2班の皆さん、いらっしゃい!!
第1班に負けないくらい、たくさん汗を流し、何かをつかんで帰ってくださいね(^o^)!
どんなドラマが待っているか楽しみです!
かなりの長文になってしまいました。
最後まで読んでいただき、おぼらだれん(^o^)
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