先日、エコツアーガイド研修なるものに参加してきました。
これは、奄美群島広域事務組合さんの主催で「エコツアーガイド初期段階育成事業」ということで奄美大島、喜界島、沖永良部島、与論島と群島全域で実施される事業で、過去にも実施していて2度目となるようです。
国立公園指定や世界自然遺産登録に向けて、ガイドの資質向上・就業機会の創出を目的に、エコツーリズムの理念や野外救急法及び安全管理等の座学に加え、プログラムの作成方法や作成したプログラムを基にしたエコツアーの実施等、2年間で計10回の研修を予定。とのことです。
会場となった伊仙町の中央公民館中会議室は、満席となる大盛況ぶり。
若い方から人生の大先輩まで、3町の様々な集落より熱心な方々が参加されてました。
参加者は、初めての方もいらっしゃれば、昨年受講された方も再度受講されていました。いわゆるリピーターですね。それだけこの研修に魅力がある、重要である、ということだと感じました。
みなさん、2年かけてガイドとなって、島を盛り上げていこう!という意気込みが伝わってきます。
私も気合が入りますね。始まる前からワクワクしますね。
講師は、長崎県立大学の西村先生。
小学校2年生まで島にいたそうで、島にご縁がある方でした。
先生の講義、いやー、さすがです。どんどん引き込まれます。
今回は、
・エコツーリズムガイドの役割(45分)
→エコツーリズムガイドが持つ社会的役割や現場や地域における総合的な役割について理解する。
・インタープリテーション論(伝える技術)(45分)
→インタープリテーションの基礎的な理論を学習し実際に人に伝える際の具体的な手法や表現方法について実践的に学ぶ
を勉強しました。何だか難しそうですね。
大丈夫、西村先生がわかり安く説明してくださります。
1回目の事業を受けた受講生による一言スピーチでは
「いやー、去年は、寝てたから良く分からなかったから、今回も受講したー」
面白いですね(^o^)。場が和みます。その後ちゃんと、事業でガイドを実際にやった感想など心に響くスピーチをされてました。みなさんプレゼン上手!
最後は、講義を振り返って、グループワーク。
いろんな集落の方が自己紹介した後、与えらた複数のお題の中から一番興味のあるものを選んで語り合います。
ちょっと緊張しますね。でもすぐにみなさんお友達に。
意外と「自分の集落以外のことはあまり知らない」という意見が多かったこと。
観光客を外から呼ぶのも大事ですが、まずは島民がいろんな集落を旅して回れる機会を作るのも大事なんじゃないかなぁと思いました。
33聖地巡りなんかを活用したら何かできそうですね。そこにもガイドが必要になりますね!
こういった取り組みを通して、集落毎に素敵なガイドさんが育っていけば、盛り上がっていきますよ、きっと。今後も是非応援していきたいです。
みなさんも関連するイベントなどあれば是非応援してくださいね!宜しくお願いします。
最後に、つい、話に聞き入って、写真撮り忘れました(^_^;)。文章ばかりですみませんでした。
どなたか写真あれば送ってください。後ほど更新しますのでー。
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