小・中学生トイレ掃除頑張りました!

こんにちは!

昨日(7/9)、東母花(とぼけ)地区の小・中学校(東天城中学校・母間小学校・花徳小学校)において「東母花地区 掃除に学ぶ会」が開催され、70人近くの小・中学生が勉器(私のブログでは便器=勉器)と向き合い、汗を流しながら、汚れも流しました。勉器も心もピッカピカ(^o^)!

始まる前の嫌そうな顔も、終わった後は、誇らしげな、たくましい顔つきに!

そして、閉会式での、子供たちの感想発表や校長先生のお礼の言葉を聞いて、改めてこの活動の重要さを感じました。

 



ここからは少し詳しくご紹介しますね。生徒たちの頑張りや彼らを見守る方々の想いを感じて頂ければと思います。

さて、今回は、東天城中学校・母間小学校・花徳小学校の3校同時開催となりました。

昨年度、東天城中学校で中学生を対象に実施し、大変好評だったため、今回は、母間小学校、花徳小学校も参加して3校同時開催という運びになったそうです。

ということで、今回は、昨年トイレ掃除を経験した中学生が小学校に応援に来てくれて、良いお手本を見せてくれました。

やはり昨年経験している中学生は、心構えができていいて、見ていて安心。頼りになる存在でしたよ。

小学生は、たくましい中学生のお兄さん、お姉さんを見て、かっこいいなと思ったはずです。

こういった中学生と小学生の関わりも重要だなぁと感じました(^o^)

全体的に、ちょっと挨拶とか自己紹介、感想発表などで、声が小さかったりするけど、思春期だし、その時期は、自分もそうだった気がする。仕方ない(^_^;)

でもこういった活動に参加して、色んな人と接し、学べば、他の子達よりも1歩も2歩も前に進めるはずだよ。頑張って!!

 

さて、今回のイベントは以下のような流れで、実施しました。

開会式 → 掃除実習 → 閉会式 → 交流会(夜・大人だけ)



開会式。校長先生の挨拶。さすが、お話上手。みんな引き込まれます。

その後はDVDを用いて「掃除とは?」「掃除の大切さ」について学びます。

はい、子供たちのやる気スイッチON!!



次は、各チームに分かれて事前のミーティング。

ここで簡単に自己紹介します。みんなシャイ?

小声でボソボソと。かわいいなぁ。自分もそうだった。



道具を並べます。こんなにあるんですね!改めてびっくり。

きれいに整理整頓することが大事です。掃除の基本。



リーダーあるいはサブリーダーから道具の説明。

これから始まる修行の内容を、だんだんとリアルに理解し始めます・・(^_^;)



 

私は花徳小学校の担当。学びの部屋(トイレの事)の外には自然が溢れかえっています。



自分の娘・息子ももしかしたら数ヶ月後にこんな素敵な環境で学んでいるかも(^o^)

 



さぁ、始まります。

学びの部屋からトイレットペーパーや掃除用具などを全部外に出します。

先生にも手伝っていただき、蛍光灯と換気扇の掃除。掃除は上からが基本。

 

予想していた会話が聞こえてきましたよ。

(先生)「はーい、みんな裸足でいこー」

(女子生徒)「えーー、いや、あのー、スリッパでいいんじゃ・・」

(先生)「思い切っていこー、すぐに慣れるから、はい、はいっ、ほらっ」

(女子生徒)「キャーーー」

しばしの葛藤の後に、みんな気付いたら勉器を鷲掴みして何か話しかけてます。

「いつもありがとね。今、ピッカピカにしてあげるからねー」って(^o^)



男子もこんな感じで勉器と会話中。



床に溜まった水。タオルで排水溝までかき集める。これも勇気いるよね。特に絞る時は(^_^;)

女子も本当によく頑張った。

君たち自身もピカピカになってるよ。そう見えるよ。ほんとに。



無事、掃除実習終了! 閉会式です。

各チームから2名、合計8名が感想発表です。緊張するね。

「道具の多さへの驚き」、「綺麗になることへの感動」、「もっと掃除が上手になりたい」などいろいろな感想をみんなの前で発表してもらいました。

今回の学びを次の何かに生かせたらいいね。頑張れ小・中学生!!

講評の後、校長先生によるお礼のことばの中で、掃除に学ぶ会のようにボランティアで地域のために活動する大人がいることを知り、将来、そういうことができる大人になって欲しいといったコメントがありました。

ボランティア活動している大人だけでなく、子供にとっては、大人はみんなお手本になりますね。

お手本となる大人として子供たちと接することができるよう日々精進しなければ、と思いました。

私もたくさん勉強させていただきました。

さて、全行程を終了し、会場を後にしました。

終了したつもりでしたが、まだまだでした。

掃除道具はどうするの??



会員でもある日本企画株式会社さんの『海が見える倉庫』に道具をしまうところまでが作業です。



この整理整頓が掃除の基本です。



「一つ拾えば ひとつだけ きれいになる」とても分かりやすいですね



道具を干していきます。



タオルやスポンジなどは、掃除現場の後片付けで3つのバケツを用いたリレー方式の水洗いをしましたね。本来、それでOKなのですが、別途日本企画株式会社さんの方で、洗濯処理をしていただいております。次のイベントできれいな状態で使えるように。おぼらだれん。

掃除に学ぶ会や先生方は、イベントの最中だけでなく、企画・準備や後片付けなどもボランティアで頑張っていらっしゃいましたね。

校長先生の話にもあったように、生徒の皆さんがそういった大人の背中を見て、それをお手本にして人間的に成長して頂ければ、頑張ってよかったなぁと思えますね(^o^)

最後に、夜は懇親会でした。掃除に学ぶ会のメンバーと先生方の交流です。

今回の反省、成果を踏まえ、次はどんな企画をしようか? といろんな意見が飛び交います。

別の学校で実施する話も進みましたし、このような活動をインターネット上に生中継してはどうかといった話も出ていましたね。

ICTを活用した最先端の学校教育を推進する母間小学校の福校長先生ともお知り合いになれました。私もITメーカー出身なので話が弾んで有意義なひと時でした。

このような教育現場から地域を盛り上げようとする活動に、地域おこし協力隊としても今後も積極的に関わり、応援していきたいと思います。

最後まで読んでいただき、おぼらだれん(^o^)

 

みらい創り日記

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