この日は、早朝に満潮となる日。
何度も海岸を歩くも、ウミガメの上陸がなく、本当に上陸するのかなぁー?なんて思う日々が続いてましたが、この日は、胸騒ぎが・・・。
ドキドキしながら海岸へ。
ドキドキ的中!!
遠くで地元のおじさんっぽい方が、「オラァ!こっち来い!!」と大叫び!!
なんだ、胸騒ぎの原因はこれか・・・。なんか気に障ることしたかなぁ・・・。
と思って近くに行ってみると、おじさんが指差す方向に・・・。
でたーーー!!巨大ウミガメ!!
めちゃくちゃ砂を飛ばしまくってます。
おじさんに聞くと、さっき産卵が終わり、今は産卵場所を隠す(カモフラージュする)ために産卵場所付近を掘りまくっているそうです。
このカメさん、甲羅の長さが90cm程度あります。この巨大な生き物が掘りながら前に進んでいきます。ちょっと進んでは休み、またちょっと掘っては休み。思わず見入ってしまいます。カメさんの鼻息も聞こえましたよ。
前の記事にも書きましたが、私がウミガメ修行しているのは下久志海岸。
いつも綺麗な海岸ですが、実は先ほどウミガメがいることを教えてくださったおじさん他、地域の方々がゴミを拾っていらっしゃいます。
この日も漂着ゴミ回収作業直後だったようで、ウミガメのいるすぐ横にゴミが集まってました。砂浜にゴミが多いとウミガメも産卵しないんですって。人間が造って散らかしたゴミが溢れてます。色々と考えさせられますね。
次回は、本当に産卵をしたのか?ウミガメの師匠に産卵確認の方法などを習ったので少し解説したいと思います。お楽しみに!
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